沖縄在住の細田和良様から、伊之助茶の感想を頂戴しました。遠い沖縄から、誠にありがとうございます! 「香りが良く味が深くて後味がすっきりしています。五臓六腑に染み渡る感じで、気持ちが穏やかになります。あー、良いお茶だ。と、独り言を言いました。」...
2020年春の増田伊之助茶園の新茶づくりは、4月30日からスタートしました。 今年の新芽の特徴は大きく2点です。 1.新芽が出てから茶摘みまで時間がかかった。 2.4月の朝晩の冷え込みにより新芽の伸びがイマイチだった。 そのため・・・ ①新芽が硬め。 ②収穫量が少ない。...
増田伊之助茶園茶葉研究所では、2020年の新茶の茶摘みが例年より3日も早く、しかも品質の良いものが多く収穫出来ました。こんなに良い条件が揃ったことは、私の父が茶業を始めてから「未だかつてない事だ」と言うほどです。つまりとても良い状態で、日本茶製造が出来ています。...
新茶の製造も12日目に突入しました!昨日新芽を蒸していて、マシントラブルが発生したんです!当茶園の製茶工場の蒸し機は、網胴回転型蒸し機と呼ばれていて、抹茶の元になる碾茶(てんちゃ)と同じタイプのものです。...
2020年5月1日より、新茶の製造もスタートしてます!♪夏も近づく八十八夜・・と歌われる茶摘み唄。増田伊之助茶園茶葉研究所では、数十年前まで、茶摘みベテランの地元の女性が、一芽一芽丁寧に手で摘んでくださっていました。しかし年々摘み手さんの高齢化により、人数の確保が難しく、現在は全て機械による茶摘を行っています。(TOPページ動画参照)...
4月30日より、2020春の茶摘みが始まりました!今年は、昨年のようなひどい霜がなかったため、新芽の生育はかなり順調で良い状態です!長年日本茶づくりにこだわって来て、新茶とは「若葉の香りや、その年ならではの新鮮な感覚を楽しむもの」と思っています。ワインに詳しいわけではありませんが、ボージョレ・ヌーボーのようなものだと思います。...
日本は新型コロナウイルスの死亡率が、世界のなかでも非常に低く、その理由がアレコレ語られていますが、日本人の日常の食生活との因果関係が語られている記事を読みました。そこには「緑茶は新型コロナウイルス対策にものすごくいいかもしれません」というコトが書いてあります。緑茶をつくっている側からのこの情報発信は、手前味噌的になってしまうかもしれませんが、非常に興味深いものでしたので参考まで・・・ ★治療薬として有望なクロロキン等より「緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートのほうが新型コロナウイルスへの抗ウイルス作用がはるかに高い」ことが公開された論文で判明。そして思う日本人の日常食のすごさ https://indeep.jp/epigallocatechin-gallate-egcg-ingreen-te…/
当園では、美味しいお茶を作るために遮光を開始しました。太陽光線を遮る事により、お茶の旨味の成分であります「アミノ酸」が増え渋みの成分「カテキン類」が減少します。また、色も山吹色から鮮緑色に変化します。遮光ネットも色や遮光率など様々。当研究所では、数十年前より遮光の研究を始め、現在までに、色では黒、シルバー、白と黒のダブルなどを、遮光率では、70%~90%までのものを試してみました。その結果、当茶園の環境において求める美味しいお茶は、色は黒、遮光率は、80%のものが良いとなりました。今年は、朝晩の低温と降水量が多いようなので、例年よりも遮光日数を長めにして、色・味・香りのバランスが整うように新芽の生育を慎重に観察して行きたいと思います。 過去に書いた関連の論文はこちら
毎日茶畑で新芽の観察をしています。今年はいまの所、霜の被害を受けてませんので、新芽の生育は順調です。今週から、部分的に遮光ネットを被せて行く予定です。長年の経験から新芽の状態が一芯二葉になった頃が適期としています。当園のお茶の詳細:参考に御覧ください https://www.inosukecha.com/meichadtails/